ベテラン子育てアドバイザーが教える2~3歳児の𠮟り方を紹介します。
ママ・パパからよく受ける相談みたいですね。
街で見かけた叱り方
買い物に行ったら2~3歳ぐらいの女の子がママの周りをぐるぐる走り回っていました。
「走っちゃダメ!」「何回言ったらわかるの!」
ママが言っても、子供は変わらず走り回っています。
叱っているうちに、ママのイライラがどんどん強くなるのが分かります。
幼い子がいると買い物するのも大変ですね。
新型コロナの影響で家にいる時間が長いせいか、買い物で外に出ると、子どもは嬉しくてしゃいでしまうのでしょう。
こんな時、一生懸命言い聞かせているママもいますね。
落ち着いた時なら言い聞かせて分かる子でも、外でいろいろ目移りしている時には、話が入っていきません。
叱るときは具体的に
始めに叱ると書きましたが、こうした時の躾はどう教えるか、どう伝えるかが重要です。
ママ・パパが怒鳴っても、子供はひとまず止めるだけで、繰り返します。
ママ・パパが走って欲しくないなら、「歩きなさい」「止まって」とその時、子供にさせたいことを言葉にして下さい。
椅子から立ち上がって危ないなら、「立っちゃダメ」ではなく「座りなさい!」です。
ハイになっている時の子供は、ママ・パパの言葉が入りにくいので、身体に触れて止めながら教える事も大事です。
言い聞かせはタイミングを見て
言い聞かせをするのは、子供が落ち着いている時にしましょう。
「外に出たらママ・パパと手をつないでね」というように話します。
叱る時、子どもの背中に後ろから言ってませんか。
伝える時は向き合って、顔を見ながら穏やかに話しましょう。
怒鳴るように言うと声のトーンだけが子どもに残り、内容が入っていきません。
三歳頃になるとおしゃべりが上手になってきますね。
もう話しを理解していると思ってしまいますが、まだまだ大人が思うほどは分かっていません。
2~3歳児に約束は無理です
2~3歳児は約束をしても、「約束をしたから○○しなくちゃ」とは出来ません。
約束したのに守らないと叱るのは可哀想です。まだお約束は無理な年齢と思ってください。
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