「みさきまぐろきっぷ」で三浦半島をお得に楽しもう

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京浜急行が出しているお得な「みさきまぐろきっぷ」の使い方、おすすめルートを紹介します。

みさきまぐろきっぷとは

京浜急行の各駅から三崎口駅までの「往復乗車券」と「京急バスフリー乗車券」、お食事に使える「まぐろまんぷく券」、お土産やアクティビティに使える「三浦・三崎おもひで券」がセットになっています。

「みさきまぐろきっぷ」のお値段は、品川駅発の場合4250円です。デジタル切符の場合は3750~4250円と少し安くなります。京浜急行の品川駅から三崎口駅までの乗車券は片道740円、往復で1480円です。まぐろまんぷく券で使えるお店は、人気店も多くどこで使うか迷ってしまうくらい。例えば「紀の代」さんの名物「とろとろ丼」は1,980円です。ランチが食べられる加盟店はこちら。さらに、「三浦・三崎おもひで券」と「京急バスフリー乗車券」が含まれているので、三浦半島に行く場合は大変お得なチケットです。

西武線発みさきまぐろきっぷ

西武鉄道でもお得に「みさきまぐろきっぷ」を利用できます。

西武線の“行き”と“帰り”のきっぷと「みさきまぐろきっぷ」引き換え券がセットになっています。西武線を利用する場合、品川駅で「みさきまぐろきっぷ」を買うよりも、切符代がお得です。料金はこちら(pdf) 

JR等の切符は含まれていないので、池袋駅または高田馬場駅から品川駅までの切符は別途購入が必要です。

「みさきまぐろきっぷ」引き換え券は、京急線品川駅で引き換えが必要です。

おすすめルート

10時ごろ三崎口駅からバスに乗って、城ケ島へ。城ケ島を散策後、三崎港周辺でランチやお土産購入、三崎港(うらりマルシェ)で電動自転車をレンタルして、バスでは行きにくい東海岸の剱崎灯台を巡り、三浦海岸駅で自転車を返却または、三崎港(うらりマルシェ)に戻って、バスで三崎口駅へ。

11時台に三崎口駅到着なら、まずお目当てのお店でランチをした後、城ケ島を散策するのが良いかもしれません。

巡り方の紹介

平日は「おもひで券」で、みうらレンタサイクルの電動レンタサイクルが一日レンタルできるので、自転車で三浦半島を巡ってみました。バスの時間を気にせず、散策できます。

今回は、三浦海岸の河津桜を見に行くため、10時頃に三浦海岸駅で電動自転車をレンタルしました。

三浦海岸駅から小松ヶ池(河津桜の時期)

三浦海岸駅を出発し、線路沿いの道を進みます。

三浦海岸駅そばの河津桜

河津桜と菜の花が美しいです。

城ケ島~城ケ島灯台~馬の背洞門~城ケ島公園

まだお昼には早いので、次は城ケ島に向かいます。車通りは多いので、車道を通ったり歩道を通ったり。歩道は振動が結構お尻に響きます。

城ケ島大橋は見晴らし良く、この日は富士山も見えました。

城ヶ島大橋から見える富士山

城ケ島では終点の城ケ島バス停付近に自転車を止めました。バスで城ケ島まで行く場合も、城ケ島バス停まで行くとよいでしょう。周辺のお店で、ランチをしたりお土産を買ったりできます。

徒歩で海岸沿いを散策し、城ケ島の入り口付近にある白秋の碑前バス停からバスで城ケ島バス停まで戻ってくることにしました。昼間はバスは20分~30分おきに運行しています。

城ヶ島案内図

城ケ島灯台→馬の背洞門→城ケ島公園の順で巡りました。

城ヶ島灯台の説明
城ヶ島灯台

馬の背

馬の背洞門

城ケ島公園からは房総半島が良く見えます。東京湾を行き交う船舶を見るのも楽しいですね。

城ヶ島公園案内図

城ケ島公園内にある安房崎灯台は2020年竣工の新しい灯台で、とんがり屋根がかわいいです。グラデーションが綺麗だなと思ったら、大根がモチーフでした。公園は整備されていてのんびり過ごせます。

安房崎灯台

城ケ島公園の入口から白秋の碑バス停までは約10分歩きます。バスで城ケ島バス停に戻り、再び自転車に乗ります。

割烹 宗㐂(むねよし)でランチ

13時前だったので、次はランチです。事前に調べて気になっていた「割烹 宗㐂(むねよし)」へ。まんぷく券で食べられるのは、「まぐろ三色丼と心臓のバター焼セット」です。まぐろ三色丼、心臓のバター焼、大根のフライ、珍味の小鉢、地魚あら汁、まぐろのアイスクリームと、色々食べることができます。美味しかったのでお勧めします。平日特典で自家製ふりかけもいただきました。

まぐろキップ専用メニュー
胃袋酢味噌和え
まぐろ三色丼、三浦カツ、あら汁
心臓 刺身&バター焼き
心臓焼いてみました
まぐろアイス

三崎港 うらりマルシェでお土産

ランチの後は三崎港周辺に向かいます。うらりマルシェでは、まぐろが色々売られていました。お土産によさそうです。2階は農産物直売所で、新鮮野菜が売られています。デッキで休憩も良いですね。

三崎港~毘沙門港(盗人狩)~剱崎灯台~三浦海岸

次は剱崎灯台を目指します。道中は大根やキャベツ畑がたくさんありました。東側はサイクリングが気持ちよい道が続きます。途中、GoogleMapで気になった「盗人狩」に行ってみました。毘沙門港に自転車を止めて、岩場を歩いていきます。

毘沙門港の入り口
毘沙門港から盗人狩へ

波で削られたのか、面白い景色が続きます。海が荒れているときは避けた方が良さそうでした。

盗人狩へ向かう海岸沿いの岩場
盗人狩の説明
盗人狩

剱崎灯台に向かう道は途中からかなり細い道になります。石畳の坂を上っていくと灯台です。ここは自転車で行くのがお勧めの場所です。こちらも景色が良いですね。

剱崎灯台の説明
剱崎灯台

灯台からは三浦海岸に向かいます。交通量は多くなく、景色も良いので、サイクリング向きの道でした。三浦海岸は広い砂浜ですね。海岸近くの道を進みます。16時頃、三浦海岸駅で自転車を返却しました。レンタサイクルの返却時間は17時までなので遅くならないように気を付けてください。

レンタサイクル

平日は「おもひで券」で電動レンタサイクルが一日レンタルできます。

一日レンタルの場合は、ネット予約可なので、予約しておくと安心です。

土休日の場合は「おもひで券」で電動レンタサイクルが3時間レンタルできるので、三崎港のうらりマルシェから三浦半島最南端エリアの名所を回るのもお勧めです。剱崎から三浦海岸方面はサイクリング向きなので、三浦海岸駅で返却するのも良いですよ。その場合は、乗り捨て料500円が必要になります。

「おもひで券」を使わずに一日レンタルする場合は1,600円なので、土休日は「おもひで券」はお土産に使って、一日レンタルするのもよさそうです。

河津桜の季節

例年は2月中旬から3月上旬に、三浦海岸は河津桜の季節を迎えます。三浦海岸駅から10分ほど歩くと、河津桜と菜の花と京浜急行の電車の共演が見られます。京急の電車と河津桜が一緒に撮影できる橋の上は、場所取りをしてカメラを構えている人が沢山いました。電車と河津桜をセットで撮りたい場合は、時刻表を確認しておきましょう。河津桜は満開に近づくと葉っぱが出てくるので、6~7分咲きくらいが実はお勧めです。ソメイヨシノと比べると、河津桜は長く楽しめる気がします。

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